Fujisawa Haruna

Fujisawa Haruna

出身国日本
母国語日本語
その他の言語日本語、英語
趣味映画鑑賞,音楽鑑賞,裁縫,お菓子作り,アロマ,旅行,パワーストーン

こんにちは、陽奈さん。出身はどこですか。

私は滋賀県出身です。結婚して愛知県に来るまではずっと滋賀に住んでいました。

滋賀県出身なんですね。滋賀は何が有名ですか?

滋賀は、たねやさんのバームクーヘンや、近江牛、また彦根城などが有名ですが、滋賀と言えばやはり琵琶湖です。ミシガンという遊覧船もあり、夏の琵琶湖花火大会には毎年多くの人が訪れます。私は大学のとき端艇部に所属して琵琶湖の瀬田川でボートを漕いでいました。青春の思い出ですね。

そうなんですね!ではいつ愛知に来たのですか?

2015年に結婚して愛知に来ました。滋賀では関西弁だったので、初めは愛知県の方言がとても新鮮に感じました。今でも関西弁と名古屋弁が混ざったような話し方をしています。

時間があるときは何をしていますか。

時間があるときは家事をしたり子どもと遊んで過ごしています。自分一人の時間ができたときは、できるだけ楽しみながら英語を勉強しています。お気に入りの映画や動画を英語で観たり、英語を聞きながら家事をしたりしています。

英語が好きなんですね。そもそも、なぜ英語に興味を持ったのですか?

幼い頃から英語が好きで、意味がよく分からなくても、英語を聞いていると何故かとても心地よく感じていました。また海外の文化や人が好きで、将来は海外に住みたいと憧れていました。学生の頃のオーストラリア留学も印象深いです。以前別の仕事をしていた頃も、仕事の行き帰りはいつも洋楽を聞いていました。何となく昔からずっと英語を身近に感じていたように思います。他国の文化や異なる価値観に触れること、海外の人とコミュニケーションをとることがとても好きです。

では、今まで英語を勉強してきた中で、一番達成感や喜びを感じていることは何ですか。

大学のときのオーストラリア留学が非常に印象深いです。海外に行きたい気持ちがとても強かったので、アルバイトを掛け持ちして資金を貯め、オーストラリアのメルボルンへ短期留学しました。ホームステイ、語学学校、メルボルンの美しい街や壮大な自然に感動し、本当に幸せな時間を過ごしました。そして現在エクスリンガルのスタッフになれたことも私にとってはとても大きなことです。出産後は家事育児に専念し自分自身の夢からは少し遠ざかっていましたが、今はエクスリンガルで働けることがとても嬉しく、スタッフの皆にとても感謝しています。これからも語学力をさらに高めていきたいです。

そうですか。ではどのような経緯でエクスリンガルで働くことになったのですか。

子どもが生まれ、以前の仕事から離れた後は家事育児に専念していましたが、英語や海外への強い思いは変わらず、数年前に子育ての合間を縫って英語の勉強を再開しました。市の英会話講座に参加したとき、講師として来ていたのがブライアンでした。そしてエクスリンガルの語学イベント「ラーニング・エクスペリエンス」に参加しました。英語を使い、海外出身の人と一緒に仕事をしてみたいと以前から強く思っており、様々なご縁が重なって、エクスリンガルで働かせていただく運びとなりました。

ラーニング・エクスペリエンスに参加したのですね。初めて参加したのはどんなイベントでしたか?

初めて参加したのは「英語でアクセサリーフレームを作ろう」というイベントでした。子どもと一緒に参加し、英会話を学びながらアクセサリーフレームを作り、とても楽しい時間を過ごしました。エクスリンガルでは通常のレッスンに加え様々な語学イベントがあり、習った英語を実践できる機会がたくさん用意されています。イベントなどで実際に使ったフレーズや単語は頭に残りやすく、とても魅力的な取り組みだと感じました。

エクスリンガルのスタッフになる前は、どんな仕事をしていましたか?

私は元々、医療系の大学を卒業しており、子どもが生まれるまでの約10年は看護師をしていました。集中治療室、循環器内科、消化器・血液内科、整形外科、外来など様々な部署で働いていました。

そうなんですね!看護師の経験について、今はどのように感じていますか?

看護師としての経験の中では本当に多くのことを学びました。医療や看護の知識はもちろんですが、それだけではなく、人が人として生きる上で大切なことや、「生きること」に対して人々が持つ思いについて、様々な視点から深く学ぶ機会を数多く経験しました。ここでは語り切れませんが、看護師としての経験は私にとってとても大切なものです。

そうですか。看護師として働く中、あなたの考え方に特に影響を与えたことは何でしたか?

看護師として働く中でいつも感じていたことは、人が持つ感情や思い、考えというものがいかに大切で複雑であるかということでした。

それはどういうことですか?もう少し詳しく聞かせてください。

看護師として多くの方と関わる中では、楽しい場面だけではなく、深刻で悲しい場面も数多くありました。患者さんやご家族との関わりの中では、治療や身体的な側面と同時に、感情や思いといった心理的な側面も非常に重要視します。私はこの心理的側面について、患者さんの気持ちに寄り添い、理解しようと努めたり、また学びを深めたいと強く思っていました。患者さんやご家族の方、そして医療従事者、どの立場の人にも、様々な思いがあり、そのどれもが大切なものです。大切であると同時に非常に複雑でもあり、人の思いを全て理解することは難しいと思います。しかしそういったことから、私は、人の気持ちやコミュニケーションの重要性に対して、以前よりも強い思いをもつようになりました。

そうですか。では看護師の経験が現在語学に携わることに繋がったということですか?

そうですね。10年ほどの看護師経験から、人がもつ思いや、それらを伝え理解し合うことの重要性をとても感じてきたので、コミュニケーションの要である”言葉” や ”言語” に以前よりも強い思いをもつようになりました。コミュニケーションには、表情を読みとったり言葉を介さないものもありますが、やはり人がお互いに理解し合う上で大切なものは言葉だと思います。そして言葉の使い方次第で、正確に伝わることもあれば、誤解を生んでしまうこともあります。だからこそ、どのような言語であっても、それらを学び、表現の幅を増やすことは、豊かなコミュニケーションや良い人間関係、さらには生きること全てに繋がると思います。だから言葉は大切で、また奥深いと思います。

なるほど。それでは、英語以外の言語に興味はありますか?

英語以外だと、メキシコ出身の友人がいますので、スペイン語にも少し興味があります。でも、英語を再び学び始めてから、日本語にも興味を持ちました。

それはどういうことですか?

英語を学んでいると、英語にある表現で日本語にはないものや、また日本語にはある表現で英語にはないものがあると気付きました。私はその点が非常に興味深いと思いました。なぜならそれらは、それぞれの国の文化的背景と深く関連していると思うからです。そのように考えると、語学を学ぶことは、その国の文化を知ることでもあると思います。読書や作文は幼い頃から好きでしたが、英語を学び、エクスリンガルで翻訳や日本語講師もさせていただいて、日本語の表現の魅力を再発見したように感じています。やはり、語学を学ぶことはとても奥深いですね。

最後に、自身の英語学習方法として、特に行っていることはありますか?

私はまだまだ英語を学習中ですが、自分の学習方法としていくつか行っていることがあります。まずは、自分の好きなことと関連づけて、楽しく学習することです。私はお気に入りの映画だと繰り返し何度も見ても嫌ではないので、好きな映画を何度も英語で観ています。子どもと一緒に子ども向けの映画も英語で観ますが、日常生活のシーンが出てくるような映画だと、普段から使えそうなフレーズがたくさん出てくるため、結構勉強になるということに気付きました。

それは確かに良い方法ですね!他に行っていることはありますか?

他の学習方法としては、私は自分一人の時間ができると、独り言を英語で言うようにしています。私は英語で話すとき、文法構造から頭の中で考えてしまい、すぐに言葉として出てこないことが多いので、できるだけスムーズに話せるようになるよう、また英語に触れる時間を少しでも増やせるように勉強しています。