Brian Carpenter

Brian Carpenter

出身国アメリカ
母国語英語
その他の言語英語、日本語、フランス語
趣味ギター, ライティング, 山登り, キャンプ, スノーボード, 釣り

こんにちは、ブライアン。ブライアンの出身はどこですか?

私は、アメリカのオハイオ州、コロンバス出身です。

そうですか!コロンバスとは、どのようなところですか?

コロンバスは、とても多文化な街で音楽や芸術が素晴らしく、ライブハウスや美術館、そして劇場などがたくさんあります。近くにはホンダの工場もあり、日本人も多いので、おいしい日本食を食べることもできます!

素敵なところですね!では、時間のあるときは何をしていますか?

ギターを弾いたり、曲を書いたりすることが好きです。

すごいですね!自分で曲を書くんですか?

ええ、そうです。自分で曲を作ったりします。まあラジオで私の曲が流れることはないと思いますが。でも私の子どもたちや友人たちは私の曲を気に入ってくれるので、ライブハウスや公園などで演奏することもとても好きですね。

他にも趣味はありますか?

はい、趣味は多すぎるくらいあります。読書やライティング、ハイキングやスノーボード、また家族でキャンプへ行くことも好きです。

いいですね!では、大学ではどのようなことを学んでいましたか?

私は最初、オハイオ州立大学で英文学とライティングを勉強し始めましたが、日本を一度訪れた後、日本文学の授業も受けてみようと思いました。そこで谷崎潤一郎や石川淳、江戸川乱歩といった作家について知り、そこから、日本文学や日本語の勉強も始めました。

教師の仕事はいつから始めたのですか?

大学を卒業後すぐに日本に来て、そのときから教師として働いています。もう21年にもなりますね。

教師としての信念は何ですか?

語学学習において最も良いアプローチは、実践しながら学ぶことだと考えています。

それはどういうことですか?詳しく聞かせてください。

私は、学習する言語を生徒自身の生活や経験と結びつけ、生徒がそれぞれの目標に向かって学習する機会をつくることが大切だと考えています。 私はこれまで、工場のエンジニア、医師、看護師、CEOといった方々に対して、また大学や中学校などたくさんの場所で語学を教えてきましたが、やはりどのような状況においても、様々な刺激的な活動を実際に行ったり、またプロジェクトなどを通して、実践的な状況で自然な英語を使えるよう学習していくことが、生徒にとって最高の結果をもたらすと実感しています。

では、教師になろうと思ったきっかけは何ですか?

私は元々、読書とライティングがとても好きで、また学生時代にとても印象的で尊敬していた先生方は皆、英語の先生でした。

では、学生時代から英語が好きだったのですか?

はい、もちろんです。ほとんどの友人たちは文法や文学を嫌っていましたが、私はむしろ没頭し楽しんでいました。そして英語に対する自分の強い思いを、他の人にも伝えたいとずっと思っていました。

そうなんですね。それでは、なぜ日本で教師になると決めたのですか?

初めは、アメリカの高校で英語を教えようと思っていました。しかし大学時代に日本を訪れたとき、日本を本当に好きになりました。そして日本でも教師になれると知り、大学を卒業したら再び日本へ来て教師になると決めました。

日本のどのようなところを好きになったのですか?

まず何より、日本で出会った人たちが本当に親切で寛大で、感動しました。そして日本の北アルプスは、冬はスノーボード、夏はハイキングができ、本当に素晴しいところです。そしておいしい日本食...どれだけ食べても飽きないですね!

大学で日本語を学んだということですが、今も日本語は勉強していますか?

はい、現在は仕事でも毎日日本語を使うので、ビジネス用の日本語をもっと上達させられるよう取り組んでいます。日常会話としての私の日本語は悪くはないと思いますが、常に学習はするように心掛けています。

日本語と英語以外に、話せる言語はありますか?

フランス語を少し話せます。高校で4年間勉強していました。今でも、シャンプーボトルなどの裏ラベルの意味を理解したり、またフランスの詩人ジャック・プレヴェールの『Quand la vie est un collier』を暗唱すると、子どもたちは驚いて喜んでくれます。しかし以前に学んだことはほとんど忘れてしまいました。ビジネス日本語を習得したら、フランス語の勉強をまた再開したいですね。

語学学習を始めて、最初に起こった印象的な出来事は何かありますか?

高校のとき、フランス語の先生と少人数の学生グループでフランスへ行ったのですが、フランスのニースでコインランドリーを探しているときに、道に迷ってしまいました。そのとき、通りがかりの女性に道を尋ね、彼女の指示に従ってコインランドリーを見つけられたとき、私はフランス語でやり取りができたということが本当に嬉しくて、とても誇らしい気持ちになりました。その瞬間、私は語学学習というものにより一層夢中になったことを今も覚えています。

では最後に、語学を勉強している人へ向けて、何かアドバイスはありますか?

言語における一番の目的はコミュニケーションですから、完璧な文法でなくても、良いコミュニケーションをとることはできます。 上達するよう努力することは必要ですが、間違うことを心配しすぎる必要はありません。