日本vs.アメリカ:教育制度が文化や学びに与える影響 1

by Christina, December 31, 2019

アメリカと日本の教育制度の違いを、私クリスティーナ・カネロポロスの視点から書いた記事を2回に渡ってお送りします。今回はその1回目です。


私には長久手の小学校に通う7歳の息子がいて、日本の教育制度の方が多くの面でアメリカの教育制度よりはるかに優れているとしばしば実感します。もちろん、アメリカの教育制度は完ぺきではありません!どの制度も長所と短所がありますから。この記事では、私をサポートしてくれているグループと日本の学校について私が最も感銘を受けた事柄について取り上げたいと思いますーなんとこれらはすべて子供たちが学校に通い始める前に起きるんです。

生徒の安全が最重要点にしているということがまず明白でした。私の息子は、学校の行き帰りに歩く際、見えやすいようにまっ黄色の帽子をもらったのです。しかし、これはさらに続きます・・・ランドセルを開けるとまっ黄色のランドセルカバーとクリップのついた見慣れない小さな物が入っていました。防犯ブザーです!私はそれまで個人用の防犯ブザーなど見たことがありませんでした、ましてや子供用なんて。アメリカの小学生と違い、日本の小学生は周囲の人たちに注意を促し、助けを求めることで身を守るのです。このブザーのおかげで不審者による被害を減らし、犯罪者が子供たちに近づくのを抑止しているのですね。

保護者説明会が学校で実施され、「ご近所さん」グループに別れた時に、私はどうすればよいのか分かりませんでした。すぐに、9~10人の生徒たちがグループになり毎朝一緒に登校するのだということを知りました。2列に並んで6年生のリーダーについて歩いて行くのです。この光景はVIPのSP警備を思わせました。常に車道から離れた方に1年生を歩かせながら、一年生ひとりに年上の生徒ひとりがついて歩くのを確認しつつ、長い道のりをみんなで歩くのです。説明会の後には、地元のPTA担当者が私と1対1で新しい分団の調整について話したり、私の質問に答えたりしてくれました。1年生の安全に対する考慮のレベルには度肝を抜かれました。アメリカでは子供たちが一人で学校に歩いていくか、車で送ってもらうか(これが渋滞を引き起こします)、バスで行くのが普通です。スクールバスを利用しない限りは、登下校は学校やPTAの責任外です。日本の子供たちは学校の初日から歩いて登校することで、責任と自立という素晴らしい感覚を身につけるのだと思います。お互いの安全のためのこの責任感は日本社会の礎となっているのです。

いうまでもなく、分団登校は私が見てきた中で一番大きな違いです。しかし、先生や職員、ボランティアの関与も特記すべきことだと思います。補助教員が正門で挨拶するのはアメリカでも見かけるでしょう、しかしここでは日常的に先生や事務員、校長先生までもが正門から何百メートルも離れたところで分団の子供たちに挨拶しているのです。このプラスの努力があることで子供たちは自分たちが気にかけてもらい、尊重されていることを感じ、保護者には子供の安全に対する学校の熱意が伝わるのです。子供たちの道のりをエスコートする交通ガードにも同じことが言えます。まだまだ十分ではないとでも言うように、ボランティアの交通ガードやPTA役員までもが大きな交差点に立ち、さらなる注意喚起をしているのです!アメリカではこの安全に対する注意喚起がないために、子供たちを毎日学校へ車で送ることを選択するのでしょう。

安全面や地域参加の面で日本の学校はアメリカの学校を上回っていると私は考えます。子供たちがちゃんと安全に時間通りに学校に到着するように見守るお手伝いのネットワークがあるのです。さらには、子供たちが互いを見守ることが学びの一部となり、アメリカのシステムに欠けている仲間意識の構築を早い段階から学ぶのです。周りの人々に自分がいかに影響を与えるかという責任があるという思いは大人になるまで持ち続け、そういった考えは人とのかかわりや学びに直接的に影響を与えるのです。

日本の手法にはほとんどの面で感心させられるのですが、いくつかの点で大人になっても付きまとうような長期にわたる悪い影響があると思っています。これについてはこのブログの2回目で紹介します。次のブログでは、日本とアメリカの教室文化と教え方の違いについてもお話しします。特に、教授法と学習法がいかにみなさん大人の語学学習に直接影響しているかについても検証します。

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